英語の熟語をマスターするための参考書を紹介! – 英熟語は単語と同じ位大事です

皆さんは英熟語を勉強していますか?英単語に比べるとあまりしていないという人が多いのではないでしょうか。

英語の熟語はなんとなく覚えにくいし(take inとtake onのように前置詞1つで意味が変わるから)、英単語と比べて参考書の数が少ないので勉強が難しいです。

しかし、英熟語は大学受験やTOEIC、さらには日常会話で非常に重要なものです。

大学の受験英語で単語問題はほとんどありませんが、熟語を書かせるという問題はしばしば出題されています。

またTOEICのパート5,6でも英単語の語彙力が問われる問題は2,3問で、熟語、語法に関する問題は10問近くコンスタントに出題されている印象です。

日常会話でも熟語は重要です。たとえば「私は船に乗る」というときに「I embark」と言うのと「I get on a ship」と言うのではどちらが自然でしょうか?普通は後者ですよね。
英熟語をうまく活用することにより無駄に難しい英単語を使用する必要がなくなるのです。
実際に英語の日常会話に必要な英単語数は数千といわれています。これが英語の熟語の力なんですね。

ということで今回は非常に重要な英語の熟語をマスターするためにおすすめの参考書を紹介したいと思います。

英熟語の参考書はあまり多くありませんが、その中でも質のよいものを見せたいと考えています。

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速読英熟語

この参考書は英語の熟語を最も自然に覚えることができます。

私は英語の熟語は文脈で覚えるのが一番覚えやすいと考えています。
たとえばmake up「でっち上げる、思いつく、仲直りする」と一気に覚えるよりもI made up a good idea「良いアイデアを思いついた」という例文を覚えたほうが定着するというのはなんとなく分かると思います。

この参考書では長文の中にちりばめられる英熟語を読みながら学ぶことができるので、定着が早いです。

また、同じ熟語でも別ページで何回も登場するのも記憶させやすいですね。

出てくる熟語も大学の入試問題から実際に出たものを掲載されているので受験勉強にピッタリというのも受験生にとってはポイントです。

英熟語ターゲット1000

英熟語ターゲット1000は普通の英熟語集です。

普通であることが一番の魅力です。速読英熟語のような長文から学んでいくという形が苦手な人はこっちの方が良いと思います。

紹介されている英熟語は大学で出やすいものを集めているので大学生におすすめですね。

難易度はそこまで高くないのでMARCH以上を目指す人はこれ1冊だと物足りないかもしれません。TOEICだと730点レベルですね。

新TOEIC TEST 熟語特急 全パート攻略

TOEICの英熟語対策ならこの1冊で決まりだと思います。

TOEICで本当に出る熟語のみを厳選しているため効率よく勉強することができます。

1ページ1問の問題集形式にしているのも取り組みやすくて○。

問題数は120問程度とそこまで多くありませんが、解説ページで同じ意味を表す熟語を紹介しているので、解説までしっかり読めば300以上の頻出英熟語を覚えることができるでしょう。

特急シリーズらしく、値段が800円程度と安いのも魅力ですね。

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解体英熟語

この本は英熟語を極めるための本です。

その特徴は掲載されている熟語の量でしょう。普通こんなのまで載せるか?というものまで出ているのでこれをやりきれば大学受験に出るすべての熟語表現が分かるといっても過言ではないと思います。

レイアウトが多少見にくいのが欠点です。英熟語の訳がその英熟語と同じページではなく、ページをまたいだ裏側に載っているので訳を確認するためにいちいちペラペラめくる必要があります。

ただ値段に対するコスパは良いほうだと思うので英熟語の辞書として買っても良いと思います。