日常会話で「・・・のわりには」という表現はよく使いますよね。
「子供のわりにはよくできている」だとか「男のわりに女々しいね」だとか。あまり良い印象をもたれる言葉ではないでしょう。むしろ差別の危険性も孕んでいると言えます。
さて、英語で「・・・のわりには」と言うのはどう表現すれば良いでしょうか?なかなか難しいですよね。
調べて来たので例文と共に見て行きましょう。
for
forを使うのがもっとも簡単に「・・・のわりに」を英語で表現する方法です。
例えば子供のわりにはと言いたいときには「for a child」のように言います。
forは非常に多くの意味がありますが、ここでは「基準」を意味していますね。間接的な関係を示したいときに使われるのがforです。
例文:
She looks very smart for her age.
彼女は年のわりにはとても頭がよく見える。
He is coward for a man.
彼は男のわりには臆病者だ。
considering
consideringは「・・・のわりには」と言いたい時にネイティブによく使われる表現です。
considerは「考える・考慮する」という意味があります。「彼女が子供なのを考えるとすごいと思うよ」という文は「彼女は子供のわりにはすごいと思うよ」という文に変換することができますよね。
consideringの後には名詞または文が来ます。例文で確認して行きましょう。
例文:
Considering his age, what he’s done is not totally bad.
彼の年を考えると、彼がしたことは必ずしも悪いわけではない。
Considering he is young, this result is good I think.
彼が若いということを考えると、この結果は良いと私は思います。