良いものを食べたときに出る言葉といえば「美味しい」ですよね!食の国である日本に住む私たちはこの表現をよく使います。
さて、では英語で美味しいと言うためにはどのように表現すれば良いでしょうか?いろいろな言い方がありそうですよね。
一般的な表現から感嘆語のようなもの、スラングまで例文と共に見ていきましょう。
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おいしいを意味する一般的に使う表現
普通のおいしい – tasty
tastyはおいしいと言いたいときに使える最も直接的な表現です。
tastyはtaste「テイスト」の形容詞系です。tasteは「味」を意味するのでそこからおいしいという意味に発展したんですね。
それはおいしいの?とてもそうは見えないけど。
this soup is tasty as fuck.
このスープはやばいほどおいしいよ。
おいしい味がする – taste good
taste goodもとても自然な表現でよく用いられます。
tasteは「・・・の味がする」という意味を表す動詞です。SVCの文型を取ることでも有名ですね。先ほど紹介したtastyはこのtasteの形容詞系です。
ちなみにtaste badとすれば「まずい」と逆の意味を表すこともできます。
正直なところこれらのりんごはおいしいよ。
How the hell vegetables taste good?
野菜がどうやっておいしくなるんだよ。
I’m afraid to say but this tastes bad.
残念だけどこれはまずいよ。
すごくおいしい – delicious
deliciousはすごくおいしいものを表現するときに使えます。
goodよりも一段階上のイメージがありますね。高級感もイメージさせます。
3000円以上もしたんだがら、とてもおいしいはずです。
This cake is the most delicious I’ve had ever.
このケーキは今まで僕が食べた中で一番おいしいです。
I live to eat some delicious food.
おいしいものを食べるために生きています。
おいしいを意味するスラング的な表現
うまい – yum
yumは日本語でいう「うまい」に相当するスラングだと思っていただければOKです。
発音はカタカナで「ヤム」です。
あれは本当にうまかったよ。
Oh, actually it is yum.
びっくりだね、これはうまい。
うまそう – yum-yum
yum-yumも「うまい」を意味するスラングです。
先ほどのyumを2つ並べた形ですね。
これはただ「うまい」だけでなく「うまそう」という意味を表すこともできます。
おいしそうだね!
おいしいの幼児語 – yummy
yummyは「おいしい」の幼児語です。幼児語とは赤ちゃんが使う言葉のことで、日本語でいうと「うまうま」みたいな感じでしょうか。
ただ大人でも冗談、スラング的に用いることはあります。まあ使わないほうが無難ではあると思いますが。
おいしい!おいしい!
delicious「すごくおいしい」の短縮形 – delish
delishは先ほど紹介したdeliciousの短縮形です。
それはとてもおいしかったよ。
How delish is this bread!
なんてうまいパンなんだ。
様々な「おいしい」
辛くておいしい – spicy
spicyは辛くておいしいというニュアンスがあります。
hotは本当に辛いという感じですが、spicyだと辛味の中においしさがあるというイメージですね。
日本でもお菓子などのパッケージに「スパイシー」とかかれることはよくあります。
辛い食べ物が好きなんだ。
This curry is so spicy.
このカレーは非常に辛くておいしい。
甘くておいしい – sweet
甘くておいしいと言いたいときにはsweetを使うとよいでしょう。
sweetは基本的にポジティブなイメージがあるので単に甘いだけでなく、おいしいというニュアンスも含まれます。
このメロンは甘くておいしい。
I don’t think vegetables are sweet.
私は野菜は甘くておいしいとは思わない。
やわらかくておいしい – tender
tenderは触感がやわらかくておいしいという意味を持つ英単語です。
このステーキは一気に食べられるぐらいやわらかくて美味しいよ。
Let’s wait until the potato becomes tender.
じゃがいもがやわらかくなるまで待ちましょう。
ふわふわしておいしい – fluffy
触感がふわふわしていると言いたいときにはfluffyがピッタリでしょう。
fluffyはもともと「綿毛の」という意味を持ちます。綿毛ってふわふわしていますよね。
マシュマロは基本的にふわふわしておいしい。
This meat is literally fluffy and melt instantly.
この肉は文字通りふわふわしていてすぐ溶ける。
ジューシーでおいしい – juicy
英語でジューシーと言いたいときにはjuicyを使えば良いでしょう。
というより日本語のジューシーがこのjuicyから来ている言葉なので当然と言えば当然です。
この魚はとてもジューシーでおいしいよ。
食感が良い – have nice texture
食感が良いねと言いたい場合はhave nice textureという表現が使えます。これはあまり聞きなじみがないかもしれませんね。
texture「テキスチャー」というと表面、生地などという意味を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は食感という意味も持ちます。
このグミは良い食感だね!
I love a cucumber because it has great texture.
私はきゅうりの食感が良くておいしいので好きです。
噛みごたえがある – chewy
噛み応えのあるようなものを表現したいときにはchewyを使うのが良いでしょう。
chewyはchew「噛む」の形容詞系です。
このステーキは少し噛み応えがありすぎる。
The cuttlefish has to be chewy.
するめは噛み応えがなくてはならない。
おいしそうなにおいがする – smell good
美味しそうなにおいがしている場合にはsmell goodと言えばよいでしょう。
smellはSVC文型で「・・・のにおいがする」という意味を表します。
美味しそうなにおいがするね、何を作っているんですか?
I love truffle. It smells great.
私はトリュフが好きです。においが良いんですよ。
おいしいものを食べ終わった後の感想
とても満足させてもらいました – I enjoyed it
食べ終わった後にとても満足したよと言いたいときにはI enjoyed itとシンプルに言うのが良いでしょう。
君は料理が上手に違いない。とても満足させてもらったよ。
Today’s dinner was the steak. I enjoyed that.
今日の夕食はステーキだった。とても良かったよ。
食べ物に使うのではない「おいしい」
おいしいという形容詞は食べ物ではないときにも用いるときがありますよね。そういった用法を英語でなんというのか見ていきましょう。
「おいしい状況」「おいしい話」など「都合の良い」という意味で使われるおいしい – attractive
都合の良いという意味で用いられるおいしいについてはattractiveという形容詞を使うのが良いでしょう。
attractiveは「魅力的な、人をひきつける」という意味を持ちます。
このおいしい話を見逃すわけにはいかない。
It looks attractive, but actually it is a pie in the sky.
おいしいように見えるが、実際は絵に書いた餅だよ。(※pie in the skyは「絵に描いたもち」ということわざをあらわします。)
まとめ
いかがでしたか?単にgoodというだけではなく、様々な表現があることがわかりましたよね。
外国に行くときなど食事をする機会は少なくないと思うので、是非ボキャブラリー豊富に「おいしい」を表現してみてください。