高校1年生の皆さん、さっそくですが</span class=”imp”>英語は得意ですか?
「中学レベルの英文なら余裕で読めるよ」
得意な人もいれば苦手な人もいると思います。得意な人は「このまま高校英語も攻略していくぜ」と意気揚々かもしれません。
しかし、高校英語は中学時代とは比べ物にならないほど難しくなります。
今回は強敵である高校英語に対して、確かな力が付く勉強法を紹介したいと思います。
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高校英語はレベルが急上昇する!
こんなデータを知っていますか?
中等英語教育(中学英語)の到達目標は約1500語の英単語。</span class=”redimp”>一方高等英語教育(高校英語)の到達目標は約3000語にものぼるとされています。
単純に数だけ見ても倍の英単語を覚える必要が出て来る。
しかも中学英語のように「I」だとか「eat」のような簡単な英単語ではありません。
「simultaneously」や「splendid」のように複雑な英単語がバリバリに出現してきます。
今まで出てきた英単語が「スライム」だとすればこれから出てくるのは「キラーマシン」ということですね。
この中学→高校英語の難易度インフレによって、中学時代英語が得意だったのに高校ではダメダメ・・・となってしまう人も少なくありません。
高校1年生から勉強するなら英語が一番効率的!
高校1年生になると今までよりも色々な教科を学ぶことになります。
古文・化学・物理・生物・日本史・世界史・現代社会・etc…
これらを全部勉強しないとダメなんて、折角の青春が台無しって感じですよね。
そこで、私の考えを言います。
高校1年生は英語を勉強しておけばOK!
少し大げさになったかもしれません。定期テストに向けての勉強はもちろん他の教科も必要でしょう。赤点になったら大学受験どころか留年です。
でも、大学受験を見据えると高校1年時は英語を重点的にやるというのは効率的な考えなんです。
その根拠を示します。
文系・理系を問わず重要科目である!
高校1年生だとまだ文系・理系が決まっていない人が多いと思います。実際まだどちらにするか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
文系と理系ではそれぞれ必要となる科目が異なります。
文系では物理や化学は使わないことが多いです。私立なら数学も必要ない可能性が出てきます。
一方で理系なら日本史や現代社会は使わないことが多いですね。二次試験では国語なんてないところがほとんどです。
なのに文系と理系、どちらでも必須の科目があります。そう、英語ですね。
英語を高校一年生にやっておけば文系に行っても理系に行っても確実に役に立つのです。
英語の実力は失いにくい!
英語はやればやった分だけ力が付きます。
それは数学など他の教科でも同じだろ!と思うかもしれません。
ただ、英語はやることが一貫しているので他の教科よりも忘れにくいのです。
例えば数学を考えてみましょう。
高校1年生では「二次関数」や「確率」を習います。そして、高校2年生では「ベクトル」や「微分・積分」を習います。
さて、「二次関数」の知識で「微分積分」の問題が解けるでしょうか?
解けるわけありませんよね。
習う内容がテーマごとに独立しているので、勉強した内容が他のテーマに活かせることが少ないです。
せっかく「確率」について完璧にしてきたのに、授業ではもう全然違うことやってる・・・なんてことになったらやる気がなくなりますよね。
その結果何が起こるかというと、習ったことを忘れてしまいます。
人間は必要のない知識はどんどん忘れていきます。
「三角関数」に「確率」は必要のない知識。忘れないわけがないのです。
一方で英語はどうでしょうか?
英語でやることは至極単純。「英文を読むこと」これに尽きます。
これは高校1年生でも2年でも受験の3年でも全く変わりません。
複雑な文法は2年になってから習うかもしれません。でもそれは「英文を読むこと」に付属してるアクセサリのようなもの。英文を読む力があればすぐ利用することができるのです。
つまり、忘れないのです。英文を読む力は何年生の授業でも必須能力ですから、忘れようがありません。
だからこそ高校1年生からやる価値があるのです。1年生にやった勉強が、忙しい受験期に貯金となって全て帰ってきます。これほど嬉しいことはないですね。
センター試験で高配点である!
高校一年生からセンター試験のことを考えるなんて受験脳みたいで嫌ですが、これも確かなメリットです。
英語は200点という最も高い配点を持っています。
センター試験は950点満点ですから、点数の約5分の1が英語。これは大きいパイです。
国語も200点ですが、現代文と古典・漢文はほとんど別教科ですよね。現代文に至っては勉強法がないに等しいので効率もよくありません。
また、圧縮されることが少ない教科のひとつでもあります。国語は大学によって200点満点を100点にして計算したり、現代文のみを採用したりすることが多く発生。英語はそれが少ないです。
大学個別の二次試験でも出やすい科目でもあるので、そういう意味で勉強しておく価値はありますね。
大学1年生から始める英語の勉強法
では具体的に英語の勉強方法について解説していきたいと思います。
- 英単語を「6割」マスターする
- 英文法・英文解釈を「そこそこ」覚える
- 英語長文を「だいたい」読めるようにする
ひとつひとつのステップについて詳しく説明していきたいと思います。
高校生時代はセンター英語192点、リスニングは満点を取っています。
有象無象のアドバイスではないので安心して下さい。
英単語を「6割」マスターする
英単語は英語の原子であり、これがないと何も始まりません。
英単語があやふやの状態で英語長文に挑むのは無謀です。英文に出てくる単語を1回1回辞書で調べてたら日が暮れてしまいます。
最初の2,3ヶ月は英単語の勉強のみをしていればOKです。(定期テストに出てくる文法だけは覚えましょう)
まず、英単語帳を一冊買いましょう。
英単語帳自体は何でも構いません。自分が使いやすいと思ったものを選びましょう。
私のオススメの単語帳はDUOですね。短めの英文から英単語を覚えていくという効率重視のスタイルです。
「うわ、こんなに覚えないといけないのか」と嫌気がさした人もいると思います。
でも心配はありません。まだ高校1年生なのですから、焦る必要はないのです。
英単語は勉強法さえ間違えなければ迅速かつ楽しく覚えることができます。
一番やってはいけない勉強法が「1日1ページ戦略」です。
英単語帳を1日1ページずつ覚えていこう・・・というスタイルですね。一見するとコツコツできて良いように感じますが大間違いです。
先程も言いましたが人間必要のないことはすぐ忘れます。1日目にやった英単語を30日目に覚えているでしょうか?答えはおそらくNOですね。
ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線というのをご存知でしょうか?ググってもらえると分かりますが、人間の記憶というのは右肩下がりに落ちてしまうんですね。
学習したことは1日経つと74%も忘れているというのですから驚きです。先生方が「復習」を口酸っぱくして言うのもなるほどという感じ。
そこで私は「30・15・10反復戦略」をオススメします。
これは一応私の考えたオリジナルです。が、同じような発想の勉強法はすでに沢山編み出されていますから安心してください。
「30・15・10反復戦略」について詳しく説明したいと思います。
勉強1日目
30分間で覚えられるだけの英単語を覚えます。
このとき英単語を完璧に覚えようとはしないで下さい。スピード重視で頭に入れていきます。
勉強2日目
まず15分で昨日覚えた英単語をまだ覚えているかテストします。
具体的には英単語を見て日本語訳が思い浮かべばOKです。
忘れていた英単語に関してはまず英単語帳にチェックをしておきます。そして、意味をじっくりと覚えなおして下さい。
復習が終わったら次の30分で新しい英単語を覚えられるだけ覚えます。
勉強3日目以降
まず10分で1日目・2日目に忘れててチェックを入れた英単語をテストしましょう。忘れているものがあったら更にチェック。
次の15分で前日にやった英単語をテストします。
それが終わったら30分間新しい英単語を覚えます。
余裕があれば一週間ごとにやった所を総復習する機会を作ることをオススメします。
これが英単語を覚えるための勉強法です。細かい時間については自分のペースに合わせてカスタマイズして下さい。
「こんなんやってられるか」と思った方も、この方法ではなくても全然良いのでとにかく「反復」を重視して英単語を覚えていって下さい。
最終的に全体の6割くらいの英単語がわかるようになれば上出来です。
それだけ分かれば長文問題にも充分戦っていけるでしょう。
英文法・英文解釈を「そこそこ」覚える
高校英語では英文法を重要視している節があります。
正直私は高校生時代はあまり文法は意識していませんでした。
英文法を覚えることは別に必須ではなく、英単語の並びでなんとなく分かってしまうこともあります。
ただ覚えていればそれに越したことはありませんから気楽に勉強していきましょう。
高校1年生で覚えておく重要英文法は5文型ですね。
SVC「S=C」
SVO「SがVしたOを」
SVOO「SがOにOをVした」
SVOC「SがO=CとVした」
英文はだいたいこの5つの形のどれかから出来ています。
この基本形さえ覚えれば複雑な英文も分解して訳すことができるというわけですね。
「よく分からん」という方は取り敢えず、英文は「誰が・どうした・説明」という順序で出来ているということを知っておけばOKです。
英文法に関する参考書としては「大岩のいちばんはじめ英文法」が分かりやすくてオススメです。高校1年生からでも十分読み進められるでしょう。
英語長文を「だいたい」読めるようにする
高校生1年でここまで来れたらすごいですね。
英語長文を早めに勉強していくことでライバルたちとの差を広げましょう。
「長文問題の勉強法なんて、ただ量をこなすだけだろ!」と思うかもしれません。
実際その通りで長文はやればやるだけ力は付きます。
ただ早く正確に読むためのコツというのがあるので、それを知った上で量をこなしていくのがベストですね。
英文を早く読むコツというのはパラグラフリーディングのことです。
パラグラフリーディングとは英語長文を段落ごとに読んでいくという方法です。
これを知ってると英文全部読まなくても問題の答えがわかるということも良くあります。
参考書兼問題集として「大学入試英語長文ハイパートレーニング」をオススメします。
東進塾の安河内哲也さんが書いている本ですね。
有名塾の人気講師だけあって分かりやすく説明されているので取り組みやすいと思います。
スマホを活用する
最近では英語が勉強できるスマホアプリが色々登場しています。
通学中の電車の中や休み時間などスキマ時間に出来るので興味のある方は入れてみて下さい。
高校生の皆さんはmikanなどを使ってみるのが良いでしょう。
もっといろいろな英語アプリを知りたいという方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
【難関大学を目指す人へ】あのZ会で英語を学ぶという選択肢
高校生の大きな壁となって立ちはだかる英語。
独学で勉強をするとなるとどうしても詰まってしまう部分が出てくると思います。
進学塾に通うのも良いですが、高校1年生から塾というのもちょっと息苦しいですよね。
部活などに力を入れたいという人も多いでしょう。
そこで、Z会という3つ目の選択肢を紹介します。
Z会は進研ゼミと並ぶ通信教材の1つです。個性的なCMをやっていた時期もあるので知っている人も多いでしょう。
実はZ会は50年以上の歴史があります。それだけ長い間を生き残っているのには確かな理由があります。
難関大学突破の実績がある
Z会は多くの難関大学突破者を出してきました。
東大・京大などの旧帝から早稲田・慶応の難関私立まで多くの受験生が利用して結果を残しています。
「自分も難関大学に入りたい!」という方はピッタリですね。
「週60分」で出来る
部活などで忙しい高校1年生にとって勉強する時間はなかなか取れないですよね。
Z会では「週60分の濃密学習」を提案しています。
忙しいとはいえ1週間に1時間くらいなら勉強できる気がしますよね。
たった1時間の勉強ですが、Z会は「本当に解く価値のある問題」に絞って出題しているため、効率がとても良いです。
塾に通っているという人も気軽に申し込める量ということですね。塾が物足りないという方は是非検討してみて下さい。
しっかり添削してくれる
独学だと問題を解いた後に「これは本当に間違っているのか」「どこで間違えたのか」ということがわからなくなることがありますよね。
答え合わせに時間ばかり取られていくのは効率が悪いです。
そこでZ会では答案を丁寧に個別添削してくれます。
勉強のプロが自分の解答を見て考え方のプロセスまで教えてくれるのですからつまづくことなく勉強が進められますよね。
ここまでの話を見て少しでも興味を持った方へ。Z会については私の拙い説明より公式ホームページの方が詳しく説明されています。
資料請求も無料で出来ます。
もっと詳しい情報を知りたい・とりあえず親に相談したいという方は申し込んでみてはいかがでしょうか。
資料請求の方法
まずこのページに行きます。
そのまま下へスクロールしていくと「資料を請求する」というボタンがあるのでそこを選択しましょう。
パソコンから見ている方は右メニューにも「資料を請求する」>が出ているのでそちらからでもOKです。
スマホから見ている方は上部メニューにも「資料を請求する」が出ているのでそちらからでもOKです。
名前・住所など必要な個人情報を入力します。分からない所があったら親に相談しましょう。
「同意して確認画面を」を押して最終確認を済ませれば無料の資料請求終了です。
本当に自分に合っている勉強法なのかじっくり吟味しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
英語を得意になると受験などが一気に楽になるので早めに対策しておくと良いですよ。
中学生の頃英語が苦手だった方も今回紹介した勉強法を駆使すれば十分にライバルを追い抜くことが可能です。
逆に中学のとき英語が得意だった方、さらなる高みを求めてみて下さい。
英語能力は大学生になってもTOEICなどで大活躍しますから、無駄にはなりませんよ。