今年も4月となり、新しい年度がスタートしましたね。新高校3年生は、来るべき大学受験に対してあと1年となったわけです。
案外受験までに残された時間が少ないことに気づいて焦っている受験生も多いのではないでしょうか?
しかし1年間もの猶予があれば、高校英語を独学で合格レベルまでに間に合わせることは可能です。
私は大学受験の勉強では、英語から手をつけるべきだと考えています。
このことについては後日また記事にしようと思っています。
それでは見ていきましょう。
Contents
受験英語は主に5つの勉強要素からできている。
大学受験の英語は「英単語」「英文法」「長文読解」「リスニング」「英作文」の5つの要素からできています。
独学ではこの5つの要素をどの順序で勉強するかが鍵となります。
高校英語の授業では「長文命」や「英文法命」で英単語やリスニングをおろそかにすることが悪い教師だとしばしばありますが、これは最も悪い勉強法でしょう。
常識的に考えて基本的な英単語が分からずに長文が読めるはずがありません。
また、重箱の隅をつつくような英文法を最初からやるのは効率が良くないことが多いです。(重箱の隅をつつくような英文法自体は大学受験では必要ですが・・・)
つまり大学受験英語の5つの要素は独立してなく階段のように積み重ねるものなのです。
そして「英単語」→「英文法」→「長文読解」→「リスニング」→「英作文」の順序で積み重ねていくことが基本的な勉強法です。
英単語の勉強法・参考書
英語の勉強は英単語から始まります。これを覚えないことには話にならないのでできるだけ早く(As soon as possible)はじめましょう。
独学でも2ヶ月あれば十分マスターできると思います。
英単語の独学勉強法
人間の記憶力を過信しない
英単語の勉強法は当然ですが英単語帳を用いて勉強することが基本となります。
ここで重要なのが英単語帳の使い方です。
「1500個の英単語があるから1日30英単語ずつやって50日で一周しよう」というのは良くやりがちな悪い勉強法です。
そのような勉強法では単語帳を1周するころには最初の方の英単語はほとんど忘れてしまっているでしょう。
突然ですが「エビングハウスの忘却曲線」というものをご存知でしょうか?
エビングハウスの忘却曲線とは人間の記憶は20分に42%忘れ、1日後には67%忘れ、1ヶ月後には80%忘れるということを示した曲線です。
1日に67%忘れるというのはある意味衝撃的事実ですが、しかし忘れた記憶は復習によって取り戻すことができます。復習に要する時間は最初に覚えたときよりも短くてよいことも分かっています。また、英単語のような単純記憶では復習の重要性はさらに増します。
つまり復習というのは学校の教師が何の根拠もなく言っているものではなく、科学的に裏打ちされた効率的な勉強法なのです。
さて、復習が英単語を覚える上で重要だと言うことはわかりました。次に大事なことはどのような周期で復習を行うかということです。
結論から言うと、覚えた英単語は翌日・1週間後・1ヶ月後に復習するのが一番良いです。
人間は覚えたことを1日で67%忘れます。そこで復習すれば再び100%に戻すことができます。
すると不思議なことに今度は前よりも忘れる速度が遅くなります。次の復習は1週間後でも十分記憶力が保持できるようになるのです。
独学ではこの復習の周期をコントロールすることが最も重要です。
実際の暗記計画
さて、それではこの復習理論を基にして英単語勉強計画を立てていきましょう。
まずは英単語帳を用意します。これは後ほど紹介するターゲット1900やduo3.0がお勧めです。
そして単語帳をいくつかのブロック(セクション)に分けていきます。ブロックとは英単語のまとまりです。たとえば英単語1000個の単語帳なら100個の英単語を10ブロックに分けるという感じです。ターゲットやduoなら最初からsectionという形で分けられていますから、それを利用しましょう。
次に1日に覚えるセクション数を決めましょう。覚える単語数は多すぎても少なすぎてもダメです。個人差がありますが、1日100個ぐらいを目安とすると良いです。
ターゲットなら100単語が19セクションあるので、1日1セクションがお勧めです。DUOなら45セクションあるので1日3セクション程度をやるのが良いでしょう。
さて、ここで「復習」を考えていきましょう。1日目で1セクション終えたら2日目には2日目の分の1セクションと昨日の分の1セクションの復習を行う必要があります。
さらに週の終わりには1週間分の復習を設けることが重要です。
こうして見ると1日200単語近くを勉強しないといけない訳ですからすごい大変なように思えます。ですが、あまり完璧に覚えようとしないことを念頭に置きながらザッと覚えていくことを心がければそこまで大変ではありません。
どれだけ丁寧に覚えようとしてもすぐ忘れてしまっては意味がありません。
1回目では100単語中50%程度覚えるようにしてみると良いでしょう。2回目、3回目以降の復習でどんどん定着度が増していきます。
基本的な英単語の参考書
キクタン【中学英単語】
お勧め度:★★★☆☆
まず最初に言っておきますが、この参考書は大学受験のためのものではなく、高校受験のためのものです。高校の英語のテストで赤点にならないような最低限の英語力があれば必要ありません。
ただ、中学生の時から英語を捨ててきたような「英語大嫌い人間」はこの本から始めることをお勧めします。英語が嫌いでも中学レベルの英単語を覚えるだけならばそこまで苦ではないはずです。
キクタンは非常に有名な英単語集で聞いたことのある人も多いと思います。「聞いて覚える」がコンセプトになっています。耳と目さらには口から英単語を覚えていくのは記憶の定着に効率的であることは言うまでもないでしょう。
ちょっとした空き時間に聞くなど勉強法に融通が聞くのもうれしいですね。
DUO3.0
お勧め度:★★★★★
「DUO3.0」と言えば英語を勉強したことがある人ならば一度は聞いたことがあるだろう有名な英単語帳です。今最も使われている英単語帳ではないでしょうか。
この英単語帳の特徴は例文から英単語を覚えていくという仕組みですね。具体的には以下の画像のようになっています。
ひとつの例文で複数の英単語が紹介されています。例文から英単語を覚えたほうが記憶の定着に良いというのは昨今の常識です。
またduoでは英単語だけでなく英熟語も同時に紹介されています。英熟語はしばしば軽視されがちですが、実は英単語と同じぐらい重要な要素なのであわせて覚えられるのは非常に大きいですね。
英単語帳で何を買えばよいか分からない人や迷っている人はとりあえずこれを買ってみることをお勧めします。
英単語ターゲット1900
お勧め度:★★★★☆
英単語ターゲットは古くからある王道の英単語帳です。duoと並ぶ有名な英単語帳のひとつですが、duoとは性格が結構異なります。
duoは例文から英単語を覚えていく手法をとっていますが、ターゲットでは英単語からそのまま覚えることを重視している形式になっています。いわゆる一問一答型ですね。
英単語を例文から覚えていく形は効率が良いというのはあくまで一般論でそれが苦手な人も多く存在します。そういう方はこちらを買うことをお勧めします。一応左ページに英単語、右ページにその英単語を用いた英文というように英文もついているのですが、duoのように精錬された文ではないのでオマケ程度に考えてください。
また、ネット上で時々「ターゲットは英単語の選び方が良くない」という評判を耳にしますが、これは「今では」誤りです。先ほども言ったようにターゲットは古くからあるので何回もバージョンアップしています。
古いバージョンのターゲットは確かにどうでも良いような英単語が載っていたりしたのですが、今のバージョンではそんなことはありません。大学受験から出ている単語を頻度別に並べているので覚えて役に立つものばかりということですね。
英文法の勉強法・参考書
英文法の独学勉強法
基本的な英文法は長文問題を読むにあたって必須の力です。また並び替え問題など基本的な文法を知っているだけで解ける問題もあります。
英語勉強法の本では良く「文法は必要ない!」と書いてあるものがありますが、こと大学受験では得策ではありません。
ネイティブ的な英語脳というのは少なくとも一朝一夕で身につくものではありません。独学ならなおさらです。さらに高校英語では文法を重視している面がありますから、文法を捨てるのは蛮勇と言わざると得ないでしょう。文法を捨てた英語の考え方自体には私は賛成なのですが、それは大学受験が終わってから暇な大学時代にマスターすれば良いと思います。
では英文法を独学でどう勉強すれば良いでしょうか。重要なことはたった一つです。
それは「問題集」と「参考書」の二刀流で勉強を進めていくことです。
問題集とは文法の問題が収録された本のことです。基本的にはこちらをこなしていくことで勉強をします。そして問題集で間違えたところや分からなかったところは参考書を見て補完していきます。
問題集と参考書のどちらか1冊だけでは効率が良くないです。
特に参考書だけで勉強するというパターンは最悪です。
Forestなど参考書を左から右へ読んでいっても全く頭に入りません。参考書とはそういう使い方をする本ではないのです。
問題集というインタラクティブなもので記憶の定着を図り、参考書でその知識を確実にするのです。
数学の勉強をするときに教科書だけを読んで勉強する人はいませんよね。英文法も同じことなのです。
英文法の問題集・参考書
英文法の問題集
一問・一答 英文法・語法問題ターゲット
お勧め度:★★★★★
この本は大学受験用の文法問題集の中で、最も優秀であると思います。
まず問題集の構成が秀逸です。左ページに問題、右ページに解説という構成は最近流行りですがこの本はその中でも見やすい部類に入っています。
次に文構造がしっかり記載されていることです。文構造を学ぶことは単なる文法知識だけでなく、長文読解につながる力を養うこともできます。
そしてこれが一番良いところなのですが、正答だけでなく、誤答についても解説が付いていることです。
誤答から学ぶというのはセンターなど択一式試験の勉強において最も重要なことです。誤答選択肢はなぜ間違いだったのかを学ぶことによって正答からだけ学ぶよりも何倍もの学習効果があります。
英単語帳のターゲットが苦手だった人もこの文法問題書は間違いなく「買い」であると断言できます。
英文法レベル別問題集 3(標準編)
お勧め度:★★★★☆
東進が出している英文法の問題集です。東進といえば「今でしょ」の林修さんに代表されるとても有名な進学塾ですね。この本は東進の有名英語講師、安河内 哲也さんが執筆したものです。
このシリーズはレベル別に分けていることが特徴です。上で紹介しているのはレベル3(センター初級レベル)の問題集ですが、さらに上にレベル4,5,6とあるのでステップアップを実感しながら勉強していくことが可能です。
一般的な問題集と比べて本が薄いというのも利点になりえますね。分厚い問題集は見るだけで嫌気がするという人もこの本ならやりきれるかなと思えるでしょう。独学ではやる気の持続が最も重要ですから薄いというのはプラス要素ですね。
また値段が少し安いので、試し買いしてみるのも良いと思います。
UPGRADE英文法・語法問題
お勧め度:★★★★☆
これは文法事項がすっきりまとまっている点で評価が高い参考書です。
問題集の難易度としてはMARCH程度と少し難しめです。その割にはスラスラ解き進められるように工夫されているので、挫折しにくい作りになっています。
英文法問題のパターンに慣れるには最適な問題集ではないでしょうか。
似たような問題集にネクステがありますが、個人的にはシンプルさなどの理由からこちらをお勧めします。
英文法の参考書
一億人の英文法
お勧め度:★★★★★
この本は初心者に最もおすすめできる参考書です。
今までの英文法参考書というと難しい説明と訳の分からない例文がずらずら並んでいるという構成が基本でしたが、この本はイラストや噛み砕いた説明で英語が苦手な人でも理解できるように努力しています。
「a」と「the」の違いや「many」と「much」の違いなど独学の勉強で詰まるポイントもしっかり説明しているのもポイントが高いです。
Amazonでベストセラー1位になっているということからもその効果は窺えるでしょう。この本は参考書ですが、軽く通読しても損はない一冊と言えるでしょう。
英文法の核
お勧め度:★★★★☆
安い・軽い・分かりやすい
この参考書は上の3つの利点を持った本です。まず比較的安いので気軽に買うことができます。
いろいろ参考書を試したい独学者はこういった安い本から買うと良いですね。
また、軽いというのもすばらしいです。分厚い本というのは持ち運びに不便なのでついつい置き去りにしてしまい結果として勉強量が減ってしまうというのは良くある話です。
一方この本なら電車などに持ち運ぶことも簡単なので勉強の習慣を付けることができます。
内容も分かりやすいですね。例文が豊富に掲載されていて、確実に文法を理解させようとする執念を感じます。
この本を読めば長文を読むときにさっと使える文法の力が身につくことでしょう。
Forest
お勧め度:★★☆☆☆
Forestは英文法の参考書で最も有名なものではないでしょうか。
その特徴は圧倒的な網羅性です。分厚いこの本には大学受験に必要な文法知識をすべて詰め込んでいます。ですから、文法の辞書としての使い勝手はとても良いです。
ただその網羅性が祟って少し冗長になっているのは気にかかる部分ではあります。超難関私立を狙うわけではないなら必要でない知識も収録されているので、読み物としては微妙かもしれませんね。
問題集で間違えた問題などを補足的にこの参考書で確認するという勉強法がおすすめです。このような補足的な参考書は独学での勉強に役立つことが多いですね。
難関大学を狙う人なら持っていて損をすることがない一冊でしょう。
長文問題の勉強法・問題集
長文問題の独学勉強法
とにかく問題量をこなすこと。長文問題はそれにつきます。
基本的に長文問題というのは英単語と英文法が分かっていれば解けないはずがない分野です。それに苦手意識を持っているのは長文に慣れていないからです。とにかく問題量をこなすことで長文問題なんてこんなものかという意識を身に着けることが重要です。
また、最近ではセンターを中心に英文を速く読むことを求められています。速く読むための力は問題をこなしていくことでしか身につきません。
問題をたくさんこなすのは面倒ですがやっただけ力は付きます。現代文とかいう勉強しても本番で訳の分からない問題が出たら終わりの分野と違いますから、やるだけの価値はあるはずです。
長文問題の問題集
大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2
お勧め度:★★★★★
この問題集の特長は解説の丁寧さ、分かりやすさにあります。
英語が苦手な初心者でも解説を読めば理解ができるように作られているので挫折することは少ないでしょう。だからと言って問題が簡単すぎるということはなく、センターレベルかそれ以上はあります。
ちなみに著者の安河内 哲也さんは英文音読教祖なので長文の音読がしやすいようになっています。私も音読信者なのでこのスラッシュリーディングの仕組みは素晴らしいと思います。
目と口で同時に勉強したい人にはよりお勧めですね。
やっておきたい英語長文300
お勧め度:★★★★☆
この問題集は長文問題の量をこなすのに最適です。
先ほども言ったように長文問題の勉強法はたくさん読むことが重要です。この問題集は300語程度の長文30題によってそれを満足させてくれます。
問題のレベルはMARCH・駅弁レベルでしょうか。それ以上を志望している人もおすすめです。
また、語彙リストが付いていることも高評価ですね。いちいち分からない単語を辞書で調べるのが嫌いな人でも語彙リストによって確認することができます。
リスニングの勉強法・問題集
リスニングの独学勉強法
シャドーイングをすればリスニング力は身につきます。逆に言えば、シャドーイングせずにリスニング力は身につきません。
良く「聞くだけで英語力が身につく」という宣伝文句を謳う教材がありますが、そんな甘い話はありません。脳がまだ発達しきってない幼少期ならまだしも、高校生が英語を聞き流しまくったところで雑音として処理されるのがオチです。
そこでシャドーイングという勉強法が重要になってくるのです。シャドーイングとは英語音声を聞いた後に即座に復唱する勉強法です。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
復唱という動作を行うことによって英語音声を聞き取ろうとする意識が高まり、英語音声がただの雑音から生きた英語へと昇華するのです。
シャドーイングはいろいろな流派がありますが、深く考えずに復唱するということだけを重視してください。「口に出す」ということがとにかく重要なのです。
リスニングの問題集
リスニングのトレーニング
お勧め度:★★★★☆
実は大学受験用のリスニングの本は非常に少ないです。この問題集は普通ですが、正攻法でリスニングを学ぶことができます。
至って普通の問題集ですが、「英文が聞き取りやすい」「スローバージョンの音声が用意されている」「すべての文にスクリプトがある」「問題のパターンが多い」など細かいところで気が利いていて、スムーズに勉強を進めることができます。
リスニングに不安を感じる人はまず「買い」でしょう。
速読英単語
お勧め度:★★★☆☆
最初に断っておくと、この参考書はもともと英単語帳として作られたものです。例文から単語を覚えるDUOより大きな枠である長文から単語を覚えていこうという趣旨の本になっています。
英単語帳としても1流なのですが、シャドーイング用の教材として使っても非常に効果が高いです。これのシャドーイングを完璧にしたらセンターのリスニングは9割余裕でしょう。
ネックとなるのは値段ですね。本とCDを両方買うと決して安くないです。ただスピードラーニングなどを買うよりはよっぽど値段に見合った価値があると言えます。
英作文の勉強法・問題集
英作文の独学勉強法
英作文は独学で最も勉強に困る分野ですね。そもそもこれだという答えがないので自分の解答が合っているかどうかの確認もできません。ではどう勉強したら良いか?
結論から言えば、問題集の解答例を暗記しましょう。
だいたい英作文で出る問題というのはパターンが限られています。問題集の解答例を暗記することで同じパターンの問題が解けるようになります。
そのパターンを網羅していくことが英作文攻略の第一歩です。
英作文の問題集
大学英作文ハイパートレーニング
お勧め度:★★★★★
この参考書は英作文の勉強を始めたばかりの初心者の人ならば必ず買うべきです。
まず例文の量が多い。300近くの例文があるので英作文のパターンを把握することが十分可能です。
そして解説が非常に丁寧で分かりやすいです。初心者でもしっかり理解できるように工夫されています。
ちょっと大げさですが、この本があれば京大以外の英作文は十分対策できます。
それぐらい素晴らしいので勉強法に困っている独学者は是非買ってみてください。
英作文のトレーニング
お勧め度:★★☆☆☆
まず最初に言っておくとこの本は難しいです。旧帝以上のレベルの大学を受ける人が買う本であって、初心者が買っても全く意味がありません。
そして旧帝レベルの人でもまずは上の「ハイパートレーニング」から始めることをおすすめします。ハイパートレーニングをやって、まだ物足りないという方はこの本をやりましょう。
この本では英作文の基本である「抽象」→「具体」や「絞り込み」のプロセスを学ぶことができます。これは大学受験だけでなく、実際の英作文にも役立つ知識となるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学受験ではどのような勉強法を取るかで効率が大きく変わってきます。英単語→英文法→長文読解の流れは特に大事なので意識してみると良いでしょう。
個人的に英語は独学でも勉強しやすい分野だと思っています。参考書選びをうまくやれば無理に塾に行く必要はないでしょう。(ほかの教科は知りませんが)。
英語が苦手という人は多いですが、基本的に大学受験において英語は避けては通れない壁ですから早い内から対策しておいたほうが後々公開せずにすみますよ。