「赤と青、どっちが好き?」
「強いて言うなら、青かな。」
「強いてあげるならば」など必ずしもそうではないという気持ちを示す微妙な表現を私たち日本人はよく使いますよね。
ただ英会話になるとどう言って良いか分からなくなって、「I like blue.」と言い切り表現しかできなくなってしまう人も多いのでは?
ということで今回は「どちらかというと」の英語での表現を見ていきましょう。
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if you insist – 「どうしてもというなら」
if you insistは最もオーソドックスな表現といえるでしょう。
insistという英単語の意味は「強く要求する」という意味なのでif you insistは直訳すると「あなたがそこまで要求するなら」となりますね。そのイメージから発展させると「強いていうなら」という意味になることは理解できると思います。
どちらかというと「どうしてもというなら」と訳したほうがいいかもしれませんが、まあどちらでも良いでしょう。
ちなみにinsist onで「~を要求する」という頻出イディオムになるので覚えておきましょう。
どんな娘が好きですか?
I won’t answer such a question.
そんな問いには答えん。
Please, sir.
お願いします。
If you insist, I like the girls who are younger than 16 years old.
強いていうなら16歳以下の娘かな。
If I were to say – 「強いていうならば」
if I were to sayもよく使う表現です。
If I wereというのは違和感がありますね。なんで主語がIなのにbe動詞はwereなのでしょう。
これは仮定法過去という文になります。
詳しくはここでは説明しませんが、
ありえないようなことが起こったら
というニュアンスを表現できると思ってください。
つまりIf I were to sayは「普通なら言わないけれどももし言うならば」となり、「しいて言うならば」という日本語になるわけですね。
いつ勉強してるの?
I don’t know, but If I were to say, at night.
わかんないけど、まあ夜じゃないかな。
If anything – 「どちらかというと」
if anythingも強いて言うならという意味を持ちますが、
何かを否定した後によく用いられます。
例えば「She is hot, isn’t it?」という文に対して「Nah, if anything she is fat」といえば「どっちかというと太ってないか?」となります。
もちろん「If anything, I’m boring」で「強いていうなら、暇かな」と平常文でも使えますよ。
ちなみになぜif anythingでそういう意味になるかというと、直訳で「もし何かあるならば」と訳せるからですね。
「もし何かといえば、疲れた」というのは「強いて言えば疲れた」となりますね。
気分は良くなった?
If anything, worse.
どちらかといえば、悪くなったね。
まとめ
- if you insist
- if I were to say
- if anything