「おまえはクビだ」
会社を解雇されることを一般的に「クビになる」と言いますよね。この不況の時代ではどんな企業に所属していてもそのリスクはあるのではないでしょうか。
さて、もちろん外国の企業でもクビにすることはありますよね。では英語でそれをどういうのでしょうか?
実は意外な英単語を使うことで簡単に表現できたりします。
fire – クビにする
fireという英単語には「クビにする」という意味があります。
fireというとゲームなどで定番なので「火」というイメージが強いと思いますし、その意味が基本的な元なのですが、実は他にも意味を持ちます。
たとえば「試練・苦難」や「銃撃」、動詞では「発射する」「熱中させる」などがfireの意味としてあります。「クビにする」もそのひとつで「会社から発射する」→「クビにする」という連想から作られました。
「クビになる」は「クビにする」を受動態にしてYou’re firedとすればいいだけですね。
公務員はクビになることはない。
The 6 of 10 employees are fired.
従業員の6割はクビになってしまった。
dismiss – 解雇する
dismissという英単語にも「クビにする」という意味があります。
dismissの原義は「送り出す」ですから、イメージにも合っていますよね。
fireとの違いは、dismissの方がややフォーマルな印象を受けます。「クビ」と「解雇」の違いぐらいでしょうか。
部長はその犯罪者を解雇した。
None may want to be dismissed.
誰だって解雇されたくないだろう。
lay off – 一時的にクビにする
lay offも「クビにする」という意味を持ちます。
lay offのイメージは「外に置いておく」ですからなんとなく伝わりますね。
ただし、この場合のクビは一時的なものであることが多いです。
イメージだとfiredのように「外に発射する」わけではなく「外に置いておく」だけですから、いずれ元に戻さないといけないと考えると良いかもしれません。
また、会社の財政難などクビになる側に過失がない場合にも使われるときがあります。
シャープはたくさんの従業員をレイオフしなくてはならなくなった。
At least I’ll get unemployment benefit because I got laid off.
まあリストラされたおかげで失業手当がもらえるよ
まとめ
- fire
- dismiss
- lay off