急がば回れは危険な近道よりも安全な遠回りをしたほうが結果的に早くなるという教訓を示すことわざですよね。急いては事を仕損じるということもできます。
さて、英語で急がば回れをどう表現すればよいでしょうか?なかなか難しいですよね。
実は簡単に言うことができるので、見ていきましょう。
more haste, less speed
more haste, less speedは急がば回れをピッタリ表現することができるフレーズです。
直訳すると「急ぐほど、スピードは落ちる」。まさに急がば回れが言わんとしていることですよね。
俺たちができることは待つことだけ。急がば回れだよ。
I tried to take a shortcut but failed as the road is so muddy. More haste, less speed.
近道をしようとしたけれど、ぬかるみがひどくて失敗したよ。急いては事を仕損じるとはこのことだね。
haste makes waste
haste makes wasteも急がば回れを意味するフレーズです。
直訳すると「あせりは無駄を生む」となります。まさにそのとおりですよね。
hasteとwasteの韻を踏む感じもことわざらしくて良いですね。
急がば回れだ。落ち着こう。
Haste makes waste. Waiting makes nothing.
急いては事を仕損じる。しかし待つだけでは何も生まない。
slow and steady wins the race
slow and steady wins the raceも急がば回れを示すことができる表現です。
直訳すると「ゆっくり着実にすれば競争に勝つことができる」となります。急ぐ側ではなくゆっくり側に焦点を当てた言葉になってますね。うさぎと亀のレースを思い出させます。
急がば回れというけれど、じゃあ何で俺が負け犬になるんだ?
Slow and steady wins the race. So the turtle is the strongest.
着実なものが勝利する、つまり亀が最強ということだ。
まとめ
- more haste, less speed
- haste makes waste
- slow and steady wins the race