皆さんは最近何かに怒りましたか?私は二十歳を超えた今ですらゲームで負けると激怒します。
さて、英語で怒ることを英語でどう表現するのでしょうか?いろいろな言い方がありそうですよね。
調べてきたので例文と共に見ていきましょう。
一般的な言い方での「怒る」
最も普通の怒る – get angry
get angryは怒ることを表現する基本的なフレーズです。
angryは「怒っている」という意味を表す形容詞ですね。get + 形容詞で「形容詞になる」という意味を示すのは重要語法なので覚えておくと良いでしょう。
get angry with Aで「Aに怒る」となります。
それを言ったら彼は怒るだろうね。
Don’t get angry.
怒るなよ。
She gets angry so easily.
彼女は簡単に怒る。
理性を失うほど怒る – lose one’s temper
理性を失うほどに怒った時にはlose one’s temperを使うと良いでしょう。
temperとは「平静・加減する」を意味を持つ英単語です。つまりlose one’s temperは「平静を失う」となります。
ちなみにkeep one’s temperで「平静を保つ」という逆の意味になります。あわせて覚えておきましょう。
激しく怒るのを抑えられなかった。
Just apologize over and over again when he loses his temper.
彼がとても怒ったときはただ何回も謝りなさい。
顔を赤くして怒る – be red with anger
be red with angerは怒るを英語で表現する面白いフレーズです。
直訳すると「怒りで赤くなる」となります。人って怒ると顔が赤くなりますよね。それをあらわしたフレーズです。
彼は一瞬で顔を赤くして怒った。
It seems she is red with anger.
どうやら彼女は怒っているようだ。
憤怒する – get furious
7つの大罪「憤怒」を体現するかのような怒りを英語で表現したいときはget furiousが使えます。
furiousは「激怒した」という意味を表す英語です。fury「激怒」からきている単語ですね。
メタルギア3にも「the fury」というボスキャラがいましたが、あれも怒りを体現していました。
時々は怒ることも必要だ。
What do you do when you get furious?
あなたは激怒したとき何をする?
I broke my PC screen because I got angry.
私は憤怒に身を任せてパソコンのスクリーンを割った。
「叱る」という意味で使われる怒る
ガミガミ叱る – scold
scoldは英語でガミガミと怒ったように叱る様子を表す動詞です。
scold A for Bで「AをBの理由で叱る」という語法になるので覚えておくと便利です。
彼は私をくだらないことで叱る。
You’re afraid of getting scolded.
君は叱られることを恐れているね。
小言を言う – tell off
tell offはネチネチと小言を言うように叱る様子を表す動詞です。
scoldと同様にtell off A for Bで「AをBのことで叱る」という語法になります。
彼女は何事につけても常に子供を叱っている。
I am going to be told off by my boss for the late.
私は遅刻で上司に叱られるだろう。
イライラするという意味での怒る
(に)ムカムカする – get annoyed (with)
イライラして怒り出す寸前といった様子を英語でget annoyedで表現することができます。
annoyは「困らせる・悩ませる」という意味を表す英単語で、ネイティブは良く使います。
「・・・にイライラする」はget annoyed withとwithを使えばOKです。
私はしばしば近所の騒音にムカムカする。
She might be get annoyed in this situation.
この状況だと彼女は苛立つかもしれないね。
神経に障る – get on one’s nerves
神経に障るような怒りは英語でget on one’s nervesがピッタリです。
nervesは「神経」です。get onは「乗る」という意味ですから「神経に乗る」となります。日本語の「神経に障る」と似ていますね。
彼女は私の怒らせるのが得意だ。
That word got on his nerves.
その言葉が彼の神経に障った。
スラングで使われる「怒る」の表現
「怒る」という言葉は日常的に良く使われますから必然的にネイティブが使うスラングも多くなります。
またスラングかそうでないかの判別も難しいですね。
以下では代表的なものを紹介します。
(に)キレる – get mad (at)
get madは日本語で言う「キレる」に最も近い英語のスラングだといえます。
madは「マッドサイエンティスト」と使われるようにもともとは「狂った」という意味を表す英単語です。そこから「狂ったように怒る」という意味でスラングとして使われるようになりました。
「・・・にキレる」と言いたい場合はget mad atとatを使えばよいです。
俺にぶちぎれるなよ。
He rarely gets mad.
彼がキレることはまれだよ。
Once she gets mad, it will be a disaster.
いっぺん彼女が怒ると大変なことになるぞ。
怒りが爆発する – blow one’s top
英語で怒りが爆発することを表現するにはblow one’s topがピッタリのスラングです。
blowは「爆発する」という意味の動詞、one’s topは「誰かのてっぺん」となります。てっぺんというのは頭の比ゆです。頭が爆発するってのは怒りのイメージですよね。
彼は怒り爆発中だから近づかないほうがいいよ。
Hearing her grumble, I blew my top.
彼女の愚痴を聞いていて私は怒りが爆発した。
カチンとくる – triggered
カチンときて怒ることを示すときにはtriggeredというスラングを使うのが良いでしょう。
triggerはもともと「引き金を引く」という意味を表す動詞ですが、あるときフェミニストの女性が怒ったときにtriggeredと言ったためそこから怒るという意味がスラングとして使われるようになりました。
カチンときたよ。
TRIGGERED LUL
怒ったぞw
ネットスラング – get rekt
get rektは怒ったときに使えるネットスラングです。
rektはwrecked「破壊される・つぶされる」という単語が変化したものです。読み方が両方カタカナで「レクト」「レクト」のように同じですよね。
ゲームで相手にボコボコにされた時や、挑発されたときに使うことが多いですね。twitchなどのコメント欄には頻出します。
ザコはアンインストールしろ – イライラしてるねw
I will get rekt if I lose from this situation.
この状況から負けたら怒るよ。
まとめ
いかがでしたか?怒ることに関する英語表現はたくさんあることがわかったと思います。
何を使ってよいかわからないというときはとりあえずget angryをつかっておけば大丈夫です。カジュアルな場ならget madでも良いですね。
それとあわせて気に入ったフレーズを覚えておくのが良いと思います。