もしかしたらカードは使えませんが、「もしかしたら」という推定の表現は非常に使えます。
下手に断定すると後々しっぺ返しを食らうことがありますから、予防線を貼っておくのは大事ですね。
ということで今回はもしかしたらを英語でどう言うのか見ていきましょう。
may, mightを使った表現
mayやmightといった助動詞を使えば「もしかしたら」を表現することができます。
mayにはYou may enter the room(部屋に入っても良い)などとした許可の意味もありますが、ここでは推量の意味で用います。
それはいい考えかもね。
She might be a man.
彼女は男かもしれない。
mayとmightの違い
余談ですが、ここでmayとmightの違いについて簡単に説明したいと思います。
mightは一応mayの過去形ですが、実際に過去の出来事に対して使うことはないです。
mayもmightも単体では現在の「かもしれない」を表すわけです。2つの違いはその確率にあります。
mayはmightよりも起こる確率が高い時に用います。
これはあくまで私の感覚ですが、mayは40%、mightは20%あたりの確率ぐらいというイメージですね。
とは言えネイティブも意識的に使い分けてはないでしょうし、自分が言いやすい方を覚えておけば良いと思います。
maybe
maybeを使うこともできます。
スペルを見ればわかりますが、この単語はmayの仲間ですからね。
ひとつ注意すると、maybeはmayやmightと違って文頭で用いるのが普通です。
「maybe, maybe not.」という表現は「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」というイディオムなので覚えておくと良いかもしれませんね。
もしかしたら彼は来ないかもしれない。
perhaps
perhapsという英単語を用いることもできます。
この単語もmaybeと同じく文頭で使うのが基本となります。
ではmaybeとの違いは何かというと、perhapsの方が多少丁寧な印象があります。
良く堅い文で用いられているのはこっちです。
そのため大学入試でも必須の英単語なので確実に覚えましょう。
もしかすると、彼は死んだのかもね。
possibly
possiblyはあまり馴染みのない表現かと思います。
possiblyという単語はpossibleの副詞系となりますね。ミッションインポッシブルからimpossibleという単語の方が馴染みがあるでしょうか。impossibleが「不可能」という意味なので、その肯定形であるpossibleは「可能性がある」という意味になります。
それはもしかしたら間違っているかもしれない。
丁寧な依頼を表すpossibly
possiblyはCould you … ?などの文と組み合わせて丁寧な文を表現することもできます。
日本語でも「もしかしてこれできますかね?」と物事を頼む時に「もしかして」をつけることはありますよね!
もしかしたら窓閉められます?
Sure.
分かりました。
まとめ
- may,might
- maybe
- perhaps
- possibly