「結婚する」を英語でなんと言う? – marry withは間違いです

結婚する夫婦の画像

皆さんは結婚していますか?私は独身です。運命の人が現れる気配は一向にありません。

最近では生涯結婚することのない人も増えてきているようですね。世知辛い世の中です。

さて、英語で「結婚する」ことをどう表現するのでしょうか?案外正確に英語にできないという人も多いのではないでしょうか?

調べてきたので例文と共に見ていきましょう。

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marry

marryは英語で「・・・と結婚する」という意味を持つ動詞です。

merry「陽気な」とスペルミスをしないように覚えましょう。

また、marryの名詞形はmarriageです。マリッジリング、マリッジブルーなどのマリッジはこのmarriageから来ているんですね。あわせて覚えておくと良いでしょう。

He asked her to marry him.
彼は彼女に結婚するように頼んだ。(プロポーズした)

Unfortunately, I don’t think I can marry.
残念ですが私は結婚できないと思います。

I’ve married him three years ago and divorced a month ago.
私は彼と3年前に結婚して1ヶ月前に離婚しました。

Nowadays It’s getting harder to marry because there’s no place to get opportunity.
最近では出会いの場がないために結婚することが難しくなっている。

At last she married off all her daughters.
やっと彼女は娘全員を嫁に出した。(marry off Aで「Aを嫁に出す」)

marry withは間違い!

「結婚する」を英語にするときにmarry withとするのは良くやりがちな間違いです。

例えば「私と結婚する」を英語にするときに「I marry with him」は間違いということです。単純に「I marry him」とするのが正しいですね。

この理由はそういうものだと暗記しても良いですが、折角ですからいろいろな面から説明したいと思います。

文法面から説明すると、marryは他動詞ですから後ろに前置詞がつくことはありえません。

他動詞の例としてloveをあげましょう。「I love with you」とか「I love to you」とは言いませんよね。他動詞とは後ろに目的語がこないといけないのです。

一応marryは自動詞として使えないことはないですが、かなりレアケースなので無視してよいでしょう。

また、前置詞の意味から考えても変であることが分かります。

withは今でこそ「一緒に」というイメージがありますが、もともとは対立を意味する前置詞でした。結婚するのに対立してたらダメですよね。

詳しい説明はこちらに載っています。興味のある方は一読してみてください。

get married

get marriedも結婚するを意味する表現です。

ネイティブは普通にmarryを使うよりもget marriedを好む傾向がある気がしますね。

また、「・・・と結婚する」と相手を示したい場合はget married to 誰々とtoを用います。

Did you get married?
結婚してたんですか?

I’m afraid of getting married.
私は結婚することに恐怖心がある。

Why don’t you get married?
なんで結婚しないんですか?

スラング的な表現 – tie the knot

tie the knotも英語で結婚することを示す表現です。

tie the knotは直訳すると「結び目を作る」となります。日本語でも結婚することをよく「結ばれる」といいますよね。英語でも結婚することをこのような慣用的表現で表すわけです。

I heard he will tie the knot.
彼は結婚するみたいだよ。

I don’t have enough money to tie the knot.
結婚するほどのお金はありません。