何かの可能性を示すときに「・・・かもしれない」という表現を良く使いますよね。私も運がよければ大金持ちになっていたかもしれません。
さて、英語でかもしれないと言うにはどうしたら良いでしょうか?なかなか難しいですよね。
調べてきたので例文と共に見ていきましょう。
may – 50%
mayは英語で「かもしれない」を意味する最も一般的な表現です。
mayは助動詞で許可や譲歩など多くの意味を持ちますが、推量もそのひとつです。
50%程度の可能性があることに対して使うイメージですね。
ちなみに「かもしれなかった」と過去形で使う場合にはmay have beenという語法になります。例文で見ていきましょう。
彼は道を誤るかもしれない。
I may participate, but don’t expect too much.
参加するかもしれないが、期待はしないでくれ。
She may have visited his house.
彼女は彼の家を訪れたかもしれない。
might – 20%
mightもかもしれないを意味する英単語です。
mightは先ほどのmayの過去形です。ただし過去形だからといって過去のことを表現することはできません。これは助動詞にはよくある話なのでそんなもんかと思ってください。ちなみに助動詞shouldも実はshallの過去形ですが、現在のことを示しますよね。
50%のmayより過去(遠く)に行ってしまったという意味で更に確率が低い事柄について用いられます。体感的には20%ぐらいでしょうか。
過去の推量はmayと同じでmight have beenという語法を示します。
彼は上手にサッカーができるかもしれない。
You might escape from your mother.
君はもしかしたら母親から逃げられるかもしれない。
I might have done better.
もっとうまくできたかもしれない。
possible – 20%
possibleも「かもしれない」を意味する形容詞です。
可能性を意味する形容詞の中ではprobable(80%) > likely(60%) > possible(20%)の順で可能性が低くなります。possibleは可能性はあるという感じで低い確率ですね。
ちなみにpossibleの反対はimpossibleです。impossibleは可能性がないという意味を持ちます。ミッションインポッシブルで日本でもおなじみですね。
彼が許すことはあるかもしれない。
It’s possible for him to get there in time.
彼がそこに間に合う可能性はある。
It was possible that she died there.
彼女がそこで死んでいたかもしれない。
perhaps
perhapsも「かもしれない」を意味する英単語です。
確率は特に問題せず、確実ではないことを示します。
ちなみに単独で「Perhaps.」と使うこともできます。この場合は「かもしれないね」という応答文になりますね。
彼は医者かもしれない。
Can he come with us? – Perhaps.
彼は私たちと一緒に来れるかな? – かもしれないね。
I perhaps played better.
私はもっとうまくプレーできたかもしれない。