皆さんはin other wordsという英語イディオムを知っていますか?
これはネイティブに好まれて良く使われる言葉ですね。言い換えをしたいとき接続詞的に使います。
今回はin other wordsの正しい使い方について紹介したいと思います。
違和感のないように活用すればネイティブのような自然な会話が可能になるので見ていきましょう。
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in other wordsの意味
in other wordsは「言い換えると」「つまり」という意味を持つイディオムです。
in other wordsを直訳すると「別の言葉の中で」となります。そこから「別の言葉で言うと」という意味に発展したわけですね。
文の最初に使って接続詞的に用いるか、文の最後に使います。例文を見ていきましょう。
彼は働くのが好きじゃない。言い換えれば、彼は怠け者だ。
In other words, there is a hope to win this game.
つまり、このゲームはまだ勝つ希望がある。
We didn’t go well. We are divorced in other words.
私たちはうまくいかなかった。つまり、離婚したのだ。
In other wordsの省略語 – IOW
In other wordsは良く使われる表現なので省略されて用いられることがあります。
IOWはin other wordsの省略語です。
英語が用いられる所のチャットや掲示板などでは良く見かけるので面食らわないようにしましょう。
それは危険すぎる。つまり、やる価値がない。
使いすぎに注意!
in other wordsは非常に便利なことばです。日常会話で「つまり」を使う機会は多いですよね。
それ故に、私たちはin other wordsを使いすぎてしまうきらいがあるようです。
大学時代、私は海外の学会に行きました。そこで自分の研究室の教授が発表したのですが、その英語がひどかった。
接続詞は「In other words」ばっかりで、「Not only A but also」の構文を無理やり使うためにチグハグな感じになっていました。
何事もそうですが、便利だからと言って使い過ぎは良くないですよね。
in other wordsだけでなく、同じ意味を持つ表現(類語)を使っていく必要があるということです。
in other wordsの類語・言い換え
In other wordsは「つまり」という意味です。こんな大きな意味を持つのですから、類語もあってしかるべきですよね。
紹介していきたいと思います。
I mean
I meanはIn other wordsの言い換えとして最も自然に使えるでしょう。
I meanは直訳で「私が意味するのは」となります。「私が言いたいのは・・・」という言葉は「つまり」と言い換えることもできますよね。
I meanは言い間違いを正す時にも使うことができます。これも例文を見ていきましょう。
彼女は貧乏人が嫌いだと言っていました。つまり、彼女はあなたを嫌っています。
Is she a trap? I didn’t realize. I mean, he.
彼女は男の娘なのか?全く気づかなかった。ああ、「彼」ね。
i.e.
i.e.は英語の文章でしばしば用いられます。
これは英語の省略語ではなく、ラテン語から来た言葉です。
私はコピ・ルアクは好きじゃない。言い換えれば、クソから出来たコーヒーは好きじゃないんだ。
that is (to say)
that is to sayもin other wordsの類語のひとつです。
to sayを省略して単に「that is,」と言ってもOKです。
私は先週の土曜日に彼女と会った。つまり、3月6日だ。
specifically
specificallyもin other wordsの言い換えとして使えます。
specificallyは「特に」という意味を持つ副詞です。何かをより詳細に説明するときの「つまり」にピッタリですね。
私は東京で生まれました。もっと具体的に言えば、下北沢です。