「までに」を英語でなんと言う? – 期限を示す表現を知ろう

「明日までにやってください」

何かの期限を言いたいときは「・・・までに」という表現をよく使いますよね。私は期限を守るのが本当に苦手です。

さて、英語で「までに」と言いたい時にはどう言うのでしょうか?なかなか難しいですよね。

調べてきたので例文と共に見ていきましょう。

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by

byは英語で「までに」を意味する前置詞として使うことができます。

byは「そばに」というコアイメージを持つ前置詞です。それがどうして期限を意味するようになったのでしょうか。

例えばBy sundayを考えると「日曜日のそばに」→「日曜日のすぐ前に」→「日曜日までに」と発展していったと考えられます。

ちなみに次で説明するuntilと違って期限までずっとそれをやる必要はありません。例えば「I must do my homework by Sunday」は「私は日曜日までに宿題を終えなければならない」と訳せますが、前日まで全く宿題をしていなくても日曜日に終わっていればそれで良いわけです。

今の説明が良く分からなかった人はとりあえず普通の「までに」はbyを使えば良いと覚えてください。

You have to submit your paper by the next class.
皆さんは次の授業までにレポートを提出する必要があります。

I will double the income of Japan by 1971.
私は日本の所得を1971年までに倍増させたいと思います。

Don’t I say you have to be done with your homework by Thursday?
私はあなたに木曜日までに宿題を終えるように言いませんでしたっけ?

までずっと – until

その時までずっと何かをする場合にはuntilを使うのが良いでしょう。

例えば「You have to study until Sunday」と言うと「あなたは日曜日までずっと勉強しないといけません」となります。今日が木曜日なら、木曜、金曜、土曜、日曜とずっと勉強している感じですね。

「までに」という時にbyとuntilのどちらを使うか迷う人が多いようですが、こういうときは日本文を「までずっと」と変換して違和感がなかったらuntil、違和感があったらbyにすると考えればOKです。

「6時まで待っててください」は「6時までずっと待っててください」に変換できるのでuntilが使えます。逆に「5月までに料金を支払ってください」という文は「5月までずっと料金を支払ってください」とニュアンスが異なる文になってしまいますよね。こういうときはbyを使います。

He’ll be home until Friday.
彼は金曜日まで家にいます。

Can you wait here until he comes back?
彼が帰ってくるまでずっとここで待っててくれますか?

I thought he was a teacher until now.
私は今までずっと彼が教師だと思っていました。