自由英作文の勉強にお勧めの参考書を紹介!

皆さんは自由英作文が得意ですか?自由英作文とは特定のテーマに対して自分で英文を考えて答えるものです。あまり得意な人は多くないのではないでしょうか。

そこで今回は自由英作文を対策するための参考書を紹介したいと思います。

英作文に関する参考書は少ないですが、少ないなかでもその質はピンキリです。

正しい参考書を選ばないと勉強の大きな遠回りとなってしまう可能性があるので、良いものを選択しましょう。

スポンサーリンク

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

難易度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★★★

自由英作文の勉強はこの参考書がなければ始まりません。

この本では自由英作文とはどういうものかという基礎から学ぶことができます。

自由英作文の基本となるパラグラフの構成(トピックセンテンス→サポート→コンクルージョン)の流れを学ぶことができます。日本語と英語では文章の流れが違いますから、英語の文章の流れを把握するのはとても重要になります。英語では結論から話すというのは有名ですよね。

また自由英作文では型がとても重要になります。自由に英文を書いて良いといっても無から文章を生み出すのは無理があります。ある程度決まった形、定石を学ぶことが必要なんです。初めに定石を学んでから自分の形にしていくのは将棋でもマージャンでも同じですよね。

問題の難易度も高くなく、説明が丁寧なことから英作文初心者にとてもお勧めですね。

まよわず書ける自由英作文

難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★☆

この参考書は意見型の自由英作文の問題が多く収録されています。

意見型とは「この○○についてどう思うか?」という問題に対して英文で解答するという形式です。この形式は他の会話補充などに比べて苦手意識のある人も多いのではないでしょうか。そういう方にはお勧めできる内容となっています。

また回答例が複数あるのはなかなか嬉しいですね。回答例がひとつしかないと納得できなかったり型を網羅できなかったりします。

原田健作の自由英作文が面白いほど書ける本

難易度:★★★★☆
おすすめ度:★★★☆☆

この参考書はある程度の英語力を持つ中級者向けです。

いわゆる「昔風の参考書」であり、フレンドリーな説明ではなく簡潔な説明で自由英作文の解法を紹介しています。最近のフレンドリーな口調の参考書が苦手な方にはおすすめですね。

あくまで大学入試を目標としていて、問題ごとに書くべき内容、書くべきでない内容などが説明されています。入試第一の人にはおすすめですね。

10日間で自由英作文を完成させると書いてありますが、余裕を持って20日ぐらいでやりきる計画を立てたほうが良いと思います。

ちなみに巻末には多少の過去問が載っています。英作文の過去問は案外少ないので嬉しいですね。

[自由英作文編]英作文のトレーニング

難易度:★★★★★
おすすめ度:★★☆☆☆

最初に言っておくと、この参考書はかなりの上級者向けです。まず上に挙げた他の本を一冊終えてから取り組むことをお勧めします。

イラスト説明・会話補充など様々な内容の問題形式を網羅しています。問題の解説もある程度のレベル以上の人なら分かりやすいものとなっています。

また、何度も言うように自由英作文には型を覚えることが重要になります。この参考書は別冊に暗記する例文(型)が150ついているので、型を覚えるのにも良いです。

大学受験だけでなく、ビジネスや趣味で英語のライティング技術が必要な型にも良い本だと思います。

この本をマスターすれば京大レベルの英作文にも対応できるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

自由英作文というと苦手意識が強かったり勉強法が分からなかったりでどうしても後回しにしがちだと思います。

しかしこれをしっかりやっておくことで他の受験生と差をつけることができるので、早いうちから勉強を進めていきましょう。