doubtとsuspectの違いとは何か? – 「疑う」を意味する英単語

不審者のイラスト

皆さんは「疑う」を英語で言いたいとき何の英単語を使いますか?suspectやdoubtが一般的に使われているものですよね。

さて、ではdoubtとsuspectの違いとは何でしょうか?案外知らないですよね。

調べてきたので例文と共に見ていきましょう。

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doubtの意味 – そうではないと疑う

doubtの意味をもっと具体的に言うと「そうではないと疑う」です。これを訳に当てはめていけば意味を間違えることがありません。

たとえば「I doubt that he is under 20.」という文を考えて見ましょう。「彼が20歳以下であることを、そうではないと疑う」となります。

つまり世間的には彼は20歳以下であると思われていたけれども自分はそうではないと疑っているわけですね。後に説明するsuspectではこれがまったく別の意味になります。

suspectの意味 – そうではないかと疑う

一方でsuspectを具体的に説明すると「そうではないかと疑う」です。

これを踏まえて「I suspect that he is under 20.」を考えてみましょう。これは先ほどの文のdoubtをsuspectにかえただけですね。「彼が20歳以下であることを、そうではないかと疑う」となります。

つまり世間的には彼は20歳以上であると思われているけれども、自分は20歳以下ではないかと疑っているわけですね。doubtとは逆の意味になったのが分かるでしょうか。

これを「疑う」と一緒くたに訳してしまうと訳が分からなくなるのでそれぞれの具体的な意味を覚えておくと良いと思います。

I suspect he is lying.
彼がうそをついているのではないかと疑う。

I doubt he told the truth.
彼が真実を伝えていないのではないかと疑う。

I suspect he is the culprit.
彼が犯人なのではないかと疑う。

I doubt he is the culprit.
彼が犯人ではないんじゃないかと疑う。